楽しい楽しい準々決勝 好ゲーム目白押しの準々決勝
朝からルンルン気分でリュックに荷物を積んで 家族を置いて鴨池球場に向かいます。
試合は春いきなりスターダムにのし上がった2年生快速左腕 大野稼頭央投手率いる大島高校と古豪にして元プロ野球選手 横田真之監督率いる鹿児島商業戦です。
先発メンバーはこちら
そして注目の大島高校 大野稼頭央投手(2年 龍南中出身)の投球フォームはこちら
れいめい高校の2年左腕本川投手は一旦ためて そこから柔らかい肩・肘関節を使って投げますが この大野投手は流れるようなフォーム。全身ばねって感じ。こういうフォームってバッターボックス立つと つい一連の動作でタイミング取っちゃうのでチェンジアップとかに引っかかってしまします。
対する鹿児島商業は伊地知塁斗投手(3年内之浦中出身)を起用します。
球速は125~130キロ前後なのですが 丁寧に内外角を突いて 曲がりの鋭い横スライドのスライダーを効果的に使って 大島打線を抑え込みます。
試合は初回 お互いの投手の立ち上がりを攻めて1点ずつ奪って同点のまま中盤に入りますが 鹿商の方が押してるように感じます。大島 大野投手のボールを綺麗に叩いて外野フライ(ライナー)アウトが多く いつかビッグチャンスが着そうな気がします。
そして8回表 鹿児島商業は待望の2点を追加
8回から鹿児島商業は大島打線を3安打に抑え込んだ伊地知投手からエースナンバーを背負う三浦颯真投手(2年 大口中央中出身)にスイッチ
追いすがる大島高校打線を零封し 鹿児島商業がベスト4進出を決めました。
序盤 鹿商は大野投手の140キロを超える直球ではなく 変化球に的を絞っているような気がしました。横田監督になって より分かりやすく 効果的な絞り玉の指示が出るようになったのかもしれません。 まあ 大島 大野投手をヒット8本以上にヒット性の当たりが多かったですから 鹿商打線当たってます。
ここ数年 鹿商のイメージは攻略しやすい投手には 大量得点を奪い 翌試合 強豪校相手だと打てなくて敗退というイメージがありましたが 横田監督になって変化しつつあるならば 鹿商ファンは楽しみでしょう。 次戦は鹿屋中央 投手はおそらく峰山投手。 鹿児島城西 江口投手とならぶ県内屈指の 右速球派です。鹿商の真価が問われます。