黒船(アミュプラザ)がやって来た(天文館の歴史と熊本未来予想図 後編のおまけ)

黒船(アミュプラザ)がやって来た(天文館の歴史と熊本未来予想図 後編のおまけ)

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まずは下の地図を御覧ください。

前回をご覧いただいていない方はこちらから

鹿児島の人には見慣れた 天文館電停を中心にしたMAPです。

商業は電車通りから北側が中心になります。

そこに アミュプラザ鹿児島の商業施設面積38,000㎡をかぶせたのが

黄色の面積です。

地元の人なら分かりますよね 鹿児島の路面店 好立地の面積をすっぽり覆います。

要は新天文館が鹿児島中央駅にすっぽり出来たってことになります。

この黄色面積はあくまで 商業施設面積(売り場面積)であって延床面積ですと

この倍近い67,100㎡になります。

そりゃね 反則ですよ。勝てっこありません。

そこに約200の店舗と映画館が存続してます。 まさに 黒船襲来!!!

その結果 タカプラ・カリーノ・山形屋は大きな打撃を受けます。

タカプラは昔3階まで アパレルがみっちりだったのが 1階だけで足りてしまいます。

カリーノはむらさきスポーツや無印良品の大型テナントが数年後にできたイオン鹿児島に

移転する不運も重なり、数年後 オフィスビルに全面改修となりました。

山形屋は起死回生を狙った新2号館建設も銀行のGOを得られず 大きく売上を落としましたが

それでも年間売上500億円という数値からアミュプラザ鹿児島の顧客層とあまり

かぶらなかったのが救いでした。(今でも年配層・富裕層の客は健在です)

次回 最終話 10年後の熊本はこうなる編 にご期待下さい。
最終話 黒船(アミュプラザ)がやって来た(天文館の歴史と熊本未来予想図)

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