H30年3月25日 日曜日 家族はみんな寝てますが メタボ社長は早起きして お出かけです。
場所は鹿児島市営球場の鹿児島高校対鹿児島商業の一回戦好カードを観戦です。
いい天気ですね~ 注目は鹿児島高校の松永投手がひと冬超えて
どれだけ 成長したのか これにつきます!
去年の夏 あれよあれよと番狂わせが続いて 準優勝
夏は2年生が中心だったので 期待された昨年の秋の大会はなんと 鹿児島情報に一回戦負け (鹿児島情報の左ピッチャー まじでいい投手だから しゃーない)
鹿児島高校の松永投手は体は大きくないですが業界用語で言う「縦投げ」でして ボールにスピンが効いて(ホップするような) キレがすごくいい投手です。弱点はこの投げ方はリリースポイントが線ではなく、点なのでコントロールが悪い・変化球が決まりづらいってところ
で ひと冬超えてのフォームがこちら
去年の夏は腰から上の上半身を縦にぐっと倒して 腕も振る投球でしたが、すこーし 体の横回転も使えてきてるような感じがします。その証拠に投げ終わった跡 体の回転の勢いで一塁側に体が流れています。私が学生の頃は 投手は9番目の野手だから 投球後はきれいに捕球できる状態になってなきゃダメってのが、定説でしたが、最近では その前に体の回転を使い切って投げきることが大事なので 投球後 右投手は一塁側に流れるのはOKという風潮が少しづつ理解されてきてます。そりゃそうですよね。
ちなみに 鹿児島商業のエース横谷投手の投球フォームがこちら
オーソドックスな左投手ですね。商業ファンからこんなこと書くなと怒られるでしょうが、試合通じて 右打者にはインコースのストレート・スライダーでがんがんクロスファイヤー勝負。ただ左打者には投げづらいらしく、まあ コントロールが定まらない。死球や打者の背中を抜ける暴投等 どう見ても左打者に対する苦手意識を感じました。私が感じるぐらいですからライバル校のスカウティングはもう気づいているでしょうが、夏までに直さないといけませんね。でもね なんかあるんですよ 投げにくい違和感っていうのが。
試合は結局 リードされた鹿商がノーアウトから四球で出塁して、あれよあれよと逆転。こりゃ自滅じゃんと思っていたら鹿校も驚異的な粘りで再度逆転してサヨナラ勝ち。
やはりこの試合も四球が多かったので 今年も鹿校野球部関係者は胃のキリキリする試合が続きそうですが、キレがあって ストレートで三振が取れる投手は魅力的ですよね。これでNHK杯の出場権を会得する可能性が高くなったので 夏のシードを確保できる可能性が広がる重要な勝利になりそうです。
ちなみに 私が今ハマっている 過去の野球通説をすべて論破したブログがこちらです。経験者の方は見てみると あの時間を返せっていいたくなると思います。
大リーグで主流の投球フォーム、日本人投手との違い