九州高校野球秋季大会 準々決勝 鹿児島城西対城北 甲子園決定

2019年(令和元年)九州高校野球秋季大会 準々決勝 鹿児島城西対城北(熊本)の試合を見てきた

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2019年(令和元年)九州高校野球秋季大会 準々決勝 鹿児島城西対城北戦
私はこの試合を見るために佐賀に残りました!!!
鹿児島城西はこの試合に勝てば 創部以来初の甲子園をほぼ確定
大事な大事試合です。
秋季大会鹿児島予選からずっと鹿児島城西を見続けてるメタボ社長ですが、
予選1回戦の強敵れいめい戦
最大の山場 3回戦の神村学園戦
勝てば九州大会が決まる準決勝枕崎戦
全てエース八方悠介投手で勝ってきてます。
そしてこの試合 勝てば念願だった甲子園出場が有力となる大一番
なんと佐々木監督はもう一人の2枚看板140キロ投手 前野将輝投手を先発に選びます。


いやー 佐々木監督 勝負師ですね~。
対する熊本の城北は昨日先発した1年エースの長谷魁人投手を連続登板
長谷魁人投手の昨日の投球はこちら
試合は3回に鹿児島城西の9番だけど9番らしくないバッター サード 長(おさ)隆稀選手(1年 古仁屋中出身 177㎝ 68キロ)がインコースのボールをうまくさばいてレストスタンドにツーランホームラン!! 長選手のこのホームラン 今年夏の県予選でも同じようなホームランを打っていて こんなバッターを9番に座らせている佐々木監督の戦術的打順が光ります。
そして6回に昨日ホームランを打って打順が一つ上がった主将古市選手がまたもライトスタンドに叩き込んで5対0と大量リード。160㎝でも佐々木監督の教えがあればホームランが打てるのです!!
一方 鹿児島城西の先発を任された前野投手は強打の城北打線を5回まで零封。さすが2枚看板の圧巻のピッチングです。

このまま完投までいくかと 思った6回の裏 鹿児島城西は好投の前野から昨日キャリアハイのベストピッチだった八方悠介投手を登板させ 場内が一瞬騒然とします。

八方悠介投手は昨日ほどではなかったものの 城北打線を同じく無失点に抑え 鹿児島城西の勝利! 初の甲子園出場をほぼ確定させます。
歓喜の動画はこちら↓

鹿児島城西 本当におめでとうございます。
しかし 鹿児島城西の試合を見て特に思うのは ここ一番で本塁打攻勢が出来るので 試合内容では五分五分 または負けていても結果として大差で勝利してる試合が多いような気がします。
何というか サッカーで言えばボゼッションは敵が80%なんだけど カウンター2発で勝利してるというか(違うかな)
それぐらい野球において本塁打というのは有効な飛び道具であって 試合の中身はどっこいどっこいであっても 終わってみれば大差で城西の勝利というような(うまく説明できませんが)
今回 九州大会に出場した16チームで フライの延長はホームランという考えでフライ打ち上げても怒られないチームがいくつあるでしょう。
ほとんどのチームがボールは上から叩いてゴロを打て ゴロさえ打てば相手が失策する可能性が上がり 出塁率も上がるという敵のミスを願う消極的作戦がほとんどではないでしょうか。(明豊は結構振り切っていましたが)
プロ野球で数多くの実績を残し たくさんのホームランを打ってきた鹿児島城西 佐々木監督の教えは 3年目にしてチームのカラーとして定着してきているような気がします。(ま 打線はそれでも 水物ですが)
鹿児島城西 初の選抜甲子園 ほぼ確定おめでとう!

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