2020 鹿児島城西 鹿児島実業 乗田 板敷 迫田 大村 

2020 鹿児島県高校野球秋季大会 3回戦 鹿児島実業対鹿児島城西戦は城西が打ち勝つ

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数か月前の夏大で県内世代無敗の鹿実を11対0という圧勝で勝利した鹿児島城西。そして次試合であっさり国分中央に負けちゃうジェットコースターチームでした。
そのチームのレギュラーが4人残る新チーム城西でしたが、南薩地区大会では神村学園に敗れ シードを逃して臨む今大会。
やっと 映像越しですが 城西の新チームを見ることができました。
スターティングメンバーです。

そして先発メンバーで動いたのがなんと名門鹿実。投手にアンダースローの下山晃輝投手(川内南中)を抜擢します。
試合は初回に浮いた変化球を立て続けに捉えた鹿実打線が1点先制。今大会エースナンバーを背負ったメタボ社長注目の板敷投手を捉えます。


しかし 急造なのか分かりませんが鹿実の下山投手もコントロールが定まらず2回に四球でランナー貯めてからの失点。ピリッとしません。

3回 途中で鹿実 宮下監督は先発を任せた下山投手を諦め エース 大村投手(南指宿中卒)を投入します。

しかし かわりばなをこの試合4番を任された迫田に綺麗にライト前に返され逆転 そして続く5番の巻がセンターフライでタッチアップから追加点 3対1と城西が逆転します。

その後 城西は5回でエース板敷を降板させ継投へ。鹿実が3連長打で2点を返すも3番手の乗田が3イニングを見事に抑えきり 鹿児島城西が8対4で鹿実に勝利しました。
試合終了時のメンバー表をご覧ください。

試合開始時と目まぐるしくポジションも選手も変わっています。
ただ 昨年からレギュラーだった林・乗田・長・板敷は不動。
試合にも勝って 選手達にも経験と自信を植え付けさせた佐々木監督。あっぱれでございます。

メタボ社長的には昨年の不動のレギュラー4人よりこの試合 
2番 レフト 瀬脇のセンスの良いバッティング
4番 ファースト 迫田の思い切りの良さ 守備は練習すればうまくなる
5番 センター 巻の長打力
9番 捕手 鍛冶屋は樟南の西田 明豊の太田と中学時代バッテリー

これに来年エースで主軸を担うであろう8番ライト 藤田(育英館出身)も途中まで出場した1年 と気になる選手も盛りだくさん。

そして今の佐々木監督の心情は「乗田がもう一人欲しい」ではないでしょうか!

鹿児島実業は負けはしましたが それは名将宮下監督が今回に限って策に溺れた印象。最初から大村君が登板していたら そして1年世代注目の筏慎之介君も非常にいい投手でしたので 一冬超えて 再度城西と試合したら逆の展開になっているかもしれません。それくらい相変わらず 集まった素材は素晴らしい素材だらけです。(勝てば選手が良かった 負ければ監督が悪かった 監督業は孤独な仕事です)

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