2回戦屈指の好カード 両チームともに左の二枚看板を持つチーム同士の対戦となったれいめい対国分中央戦
戦前の予想では 小粒ながらもピリリと辛い国分中央打線をれいめいの2投手がどう抑えきれるか と思っていましたが それぞれ特徴のあるサウスポー4人を目前で見れて 結果はどうあれ 満足のメタボ社長です。
先発メンバーです。
れいめいは安定感のある3年の玉城投手。そして国分中央は昨年夏の選手権予選も経験している3年の河野投手ではなく 2年の安藤投手が先発
国分中央高校 先発 安藤奈々利投手（2年 岳南中卒）の投球フォームはこちら
今日投げた4人の左投手の中で最も腕が横から出てきます。球速は125キロ前後ですが 外角から更に外に逃げるシュートと低めの落ちる球を有効に使い序盤のれいめい打線を抑えます。
一方のれいめい先発 玉城琉之介投手（3年 川内北中）の投球フォームはこちら
振りかぶったあと 一旦左肩を下げて 戻すその反動で投げる投球フォームです。昔中日にいた山本昌みたいなフォームで メタボ社長の好きなフォームです。5月のNHK旗では この玉城投手が調子が良く 逆に2年本川投手の調子がイマイチでしたが 今日は全く逆。 今日の玉城投手は初回からボールがおさまらず 早くも2回に失点を許します。
勝敗を分けたのは 監督の投手交代のタイミングでした。
れいめい 湯田監督は2回でエース玉城投手を諦め 早々に本川投手をマウンドに上げます。
中学から注目しているれいめい高校 2年 本川瑛光投手（国分南中卒）の投球フォームはこちら
今日投げた4人のサウスポーの中で最も本格派の左投手です。大島高校の大野投手が最も話題になってますが 大野投手の投球フォームはタメが小さく 連続した動作からドスンと投げ込むフォームです。なので迫力はありますが タイミングは取りやすいと思います。（チェンジアップ混ぜられればお手上げですが）
れいめい 本川投手のフォームは右足を振り上げて 一瞬タメを作って そこから生まれ持った肩・肘関節の柔らかさから ボールのリリースをギリギリまで我慢してボールにスピンをかけるフォームです。
この日は球速を130キロ前後に抑え 変化球とのコンビネーションで打たせてとる投球。見事にその後の国分中央打線を零封します。
なんとか 逆転したい れいめいですが そのあと3回表は国分中央の安藤投手が三者連続三振を見せる快投。付け入る隙が無さそうに見えましたが れいめいは4回 5回に2点ずつ奪って逆転 ここで国分中央 床次監督はエース 河野投手へスイッチ
スコアボードからも確認できますが 4安打で4点をとったれいめい。この日は打線が全体的に活発というより ここ一番で効率的に適時打が出て得点を重ねます。
そして床波監督から送られた国分中央 エース 河野投手の投球フォームはこちら
4人の中で最も腕の投球スイングが速く ガンガン投げ込んできますが この日は肩が温まる前にれいめい打線につかまり追加点を許します。
その後も勢いが止まらないれいめい打線は 欲しい所で適時打が出て7回にも2点追加点 まさかのれいめいが国分中央をコールドで下しました。
本来であればここまで点差が付くような力の差はなかったと思いますが 早い投手交代からのれいめい 本川投手の好投。そしてれいめい打線のここ一番での集中力が素晴らしかったです。
それにしても 今大会が終わると 秋の秋季大会でれいめい対大島 大野投手対本川投手の実現を脳内想像する お馬鹿なメタボ社長です。継続して楽しみが続くことは最高です。
昨日はこれ使って涼しかったです。 後日レビューします。