令和元年(2019年) 鹿児島県高校野球秋季大会 準決勝
鹿児島の名門・人気No1 鹿児島実業対大隅の雄 鹿屋中央戦です。
スターティングメンバーです。
最重要の準決勝を鹿児島実業は満を期してエース加島優太投手(2年 172㎝ 喜界中出身)
オーソドックスな投球フォームですが、直球とカーブのコンビネーションでカウントをとれる安定感のある投手ですね。
一方 こちらも負けられない 鹿屋中央の先発は準々決勝で池田高校の好投手三嶽投手と投げ合った鹿屋中央背番号10 1年折尾凛投手(171㎝ 青戸中出身)投球フォームはこちら
絶対に負けられないここ一番の状況で1年投手を使うということは それだけ鹿屋中央 山本伸也監督から最も信頼されているということになります。
負けられない一戦 両校とも全校応援です。さすが地元 すごい人です。
鹿児島実業
鹿屋中央 スタンド
そして その注目の試合を先の試合で決勝進出を決めた鹿児島城西選手と なんと尊敬する佐々木監督がみんなでワイワイ観戦してたのが さすが城西 ほっこりさせます。
試合は鹿実が先制・中押しするも7回裏に鹿屋中央が敵失策から効果的な適時打で逆転。スコアボードの安打数から見てもいかに 鹿屋中央が効率的に点数を取ったのかが分かります。
しかし しかし 今年の鹿児島実業の3番から6番の打者は過去の実業打線より一味違います。
3番城下・4番坂本・5番加島・6番高田この4人の打撃センスはチームの中で別格であり 特に5番の加島選手は投手でありながら抜群の打撃センスで右に左に しかも毎打席 しっかり芯で捉えてくるので 準々決勝の大島戦でも登板が無かったにもかかわらず 野手で起用するするのは それだけ鹿児島実業 宮下監督も加島選手の打撃選手はチームに欠かすことはできないと分かっているからだと思います。
疲れの見えた鹿屋中央の1年生先発投手 折尾投手をここで降板させて 2年原口諒麻投手(175㎝ 細山田中出身)に繋ぎますが 鹿実の3番・4番・5番・6番の活躍で8回に逆転成功。
鹿屋中央 2年 原口諒麻投手の投球フォーム
スクリークウォーター気味のフォームですが、投球練習場ではボールが右に抜けていたのでちょっと心配でした。ただ上背もありボールの球威も抜群でしたので この冬 しっかり下半身を鍛えて 春にまた見てみたい投手です。
試合は終わってみれば 鹿児島実業の勝利で九州大会出場決定
明日の決勝はメタボ社長ごひいきの2チームで決勝となりました。明日の見どころはずばり鹿児島城西の2枚看板の一人 前野将輝投手を驚異の鹿実 3~6番強打線がどう打つのかです!