快晴の土曜日 満を期しての準々決勝 観戦です。
1試合目は県内ナンバーワンサウスポー西田投手を擁する強豪樟南と地方公立高校の雄 枕崎の対戦です。
スターティングメンバーです。
西田投手の投球フォームは前回ブログのこちら
対する枕崎高校のエースは2年前野天星投手(166㎝ 育英館中)
鹿児島県中学軟式野球界の雄 育英館中から兄弟高である城西に行かず なぜ枕崎を選んだのか すごく気になります。
体はさほど大きくないですが 小さなフォームから小気味いい投球をする好投手です。何といってもコントロールが良くて試合を作れるのが素晴らしいです。
試合は序盤に4点を先制した樟南でしたが 樟南エース西田投手もコントロールが定まらず ピンチを招き続ける展開。しかし この1年生投手 デッドボール・四球を恐れずにガンガン投げ込むメンタルの強さがこの投手の一番の強みだと思います。
6対2で迎えた7回 予定通りだったのか それとも毎回ランナーを出す西田投手にしびれを切らしたのか 樟南 山之口監督が先に動き 1年西田投手から2年池之投手にスイッチします。
西田投手は散発4安打 2失点 スコアだけ見ると降板するような数字ではないのですが それぐらい今日はコントロールが定まらなかったです。
しかし このスイッチが結果的に・・・
枕崎の驚異的な粘りで樟南二番手 池之投手から7・8回に4点を奪い同点。
延長戦となります。4点差があり、ランナーは出すものの 4安打に抑えていた西田投手をあそこで変えるべきだったのか 全ては結果論ですが 高校野球の監督って本当に大変だなって思います。
延長戦はタイブレークにまでもつれ込み 延長14回に枕崎が樟南のミスもあり ようやく2点を奪取。
最終回 樟南の攻撃はノーアウトランナー1・2塁から
ここで なんと樟南 山之口監督は送りバントではなく、強硬策を指示!
結果 痛恨の6-4-3のダブルプレーで万事休す_| ̄|○
次バッターの適時打で1点を返しますが 樟南の粘りもここまで。枕崎の前野投手が最後まで投げ切り なんと樟南を下す大金星でした。
枕崎のベンチとスタンドは もう優勝したような大騒ぎ!!
準決勝は鹿児島城西対枕崎となりました。鹿児島城西対樟南西田投手との対決は来年まで持ち越しとなりました!