思い起こせば3年前 息子が鹿児島高校(野球部ではない)に通っていたのでその3年間は鹿児島高校押しだったのですが 学校も監督も甲子園に最も近いチーム造りに成功した松永遥平投手を中心にしたチームは準々決勝で 鹿屋農業に大差をつけてリードしながらも6回を経過して 雨による再試合 翌日は流れが変わり 鹿屋農業に0対1で負けました。もう3年前の話ですね。あれから3年 息子も立派に日本の海を守ってます!
現場にいない外野の口からは なんで雨が降るのが分かってんのに リードしてるんだからまずは7回を早く終了させる試合造りが出来ないのだろうか。監督の責任や と軽口を叩いてしまいそうですが 昨日の鹿児島城西対鹿児島工業の2回戦もまさにその通りの展開。6回の攻撃で工業が時間をかけなければ・・・
あの試合は間違いなく 鹿児島城西は負けていました。
土曜日は大島対鹿児島南の試合も試合も見たかったので 自宅で2元中継観戦でしたが 翌日再試合はやっぱり球場に行くことに。
違いますな~ やっぱり現地は
工業は変わらず 2年サウスポー 椎原投手
鹿児島城西は ここでエースの板敷君を先発に持ってきました!
雨で中止となった土曜日の試合で 鹿児島城西打線を苦しめた鹿児島工業 椎原稜斗投手(2年 川辺中卒)の投球フォームはこちら
体格の良い 城西 津波投手みたいな 左スリークォーターです。捉えにくそうな球筋です。
しかし初回 鹿児島城西は1番林 2番乗田の連続ヒットのあと 内野陣のミスにより2点を先制します。
鹿児島工業は3回で昨日好投した椎原君を諦め エースの万膳歩投手(3年 郡山中卒)を登板 投球フォームはこちら
横にスライドするカーブが まあ よく曲がります。これはPCの画面上ではわからない。異なるフォームの投手を使い 鹿児島工業も5回に1点を返し 終盤にかけます。
球場がどよめいたのは 7回裏 それまで工業打線を1失点に抑えてきた鹿児島城西 板敷投手から 沖永良部島 和泊中からの贈り物 スーパー1年生 池野航太投手(189㎝ 83kg)を登板させます。 昨日の投球フォームはこちら
なんといいいますか 189cmがマウンドに立つと 凄い迫力があります。体の大きさは持って生まれた才能です。どんな名監督でも身長を大きくさせることは出来ません。
球速は141キロを記録 伸びしろも 果てしないのですが 失点を許されない場面で佐々木誠監督 勝負師ですね~ なんとか零封した池野君は1イニングでお役御免 8回から抑えのエース 江口倭斗投手(3年 長島中卒)を登板 昨日の投球フォームはこちら
鹿児島城西は8回に6番鍛冶屋君のどでかいツーランホームランで追加点。9回にも追加点で5対1
試合はそのまま 抑えの江口君が零封して鹿児島城西の勝利となりました。
鹿児島工業は本当に悔しい敗戦でしょうが 先発した椎原投手と小牧捕手 代打でタイムリーを放った折小野君と2年生主体のチームですので この秋は要チェックです。
というか 今年2年のいいピッチャーが非常に多い気がするメタボ社長でした。特集でも組んでみましょうか
暑い球場もこれがあれば万全