鹿児島 住宅 おすすめ 人気 棟数

人気住宅業者から読み解く 景気の移り変わり

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東京経済鹿児島支社さんが過去20年の鹿児島県住宅完成棟数を発表しまして そこからおもしろいことが読み解けるのでブログにします。
まずは この住宅順位表をご覧ください。

1998年・2008年・2018年 10年おきに分かりやすく記載されています。
各年度ごとに見てみましょう。
1998年
セキスイが300棟と圧倒的。その他パナや三井ホームと大手住宅メーカーが目立ちます。大手の建設単価は80万/坪~100万/坪オーバーなので総じて20年前は高い家が良く売れてたなと見て取れます。
2008年
大手程の金額ではないものの 地場企業でそこそこいい物を造る山佐・シンケンがベストテンに顔を出し、大手は三井のみ。顧客の志向がいいものを少しでも安くという傾向が伺えます。
2018年
残念ながら七呂さんのこと良く知らないのですが、センチュリー・国分と低価格住宅の棟数が猛烈にアップしてます。高級住宅でベストテン入りはシンケンのみ。(一度 シンケンの会社内部を覗かしてもらったことがありますが めちゃいい会社です。お金がある人はおすすめかと)
その他ベスト10も中~低価格建売業者が目立ちます。
結論
20年前(1998年)よりローコスト住宅の建築棟数が増えてます。というより低金利で住宅ローンが通りやすくなったので、顧客の幅が増えてそういう顧客層をうまく拾っている状況と思います。
これって まさしくデフレですね~
※上記2018年データに県外業者のアーネストワンの棟数が含まれれば もっと低価格指向が分かりやすいと思います。それぐらい鹿児島では建てまくってます。アーネストワンが安くて欠陥みたいな書き込みをよく見ますが 一度土地の取引をしたことがあります。 至って普通でした。安い理由を聞いたところ
・同じ建物を複数棟作り 材料代のコストを落とす(アメリカの建売がそうですね)
・設計の変更はベトナムで書かせているので設計人件費を削っている
いや~ 20年前って景気良かったんだな~



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