2021年 NHK旗鹿児島大会 2回戦 鹿児島城西対加治木高校

2021年 鹿児島県高校野球 NHK旗 2回戦 鹿児島城西対加治木高校

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加治木 加治木といえば加治木饅頭
食いしん坊のメタボ社長です。

お気にの鹿児島城西 今日の対戦相手は加治木高校
偏差値62の進学校ですが 毎年いいチームな気がします。

先発メンバーです。

鹿児島城西の先発はエースナンバーの板敷政吾投手(3年 育英館中出身) 前回の神村学園戦では最終回に登板しましたが ピリッとした投球はできませんでした。空いたセンターに名門糸島ボーイズからの二人目の贈り物 藤本明希君(いや~ いい名前付けてもらってますね 明るい望みですからね)

この板敷君 球速は135キロ出てるのですが どうも市営球場では球速が感じられませんでした。ただ今日バックネット裏で観戦してなるほどと。ボールが動く球質なんですね。そういえば秋大会の神村学園戦で解説さんも言ってたような。
この板敷君 今日は抜群のピッチングで中盤まで任されて零封。いい意味で佐々木監督の悩みの種が増えました。

対する進学校 加治木高校の先発は高木晴也投手(3年 舞鶴中出身) 貴重なサウスポーで球速も135キロを計測 

これは鹿児島城西も苦戦するかと思いきや 鹿児島城西の1番林君が初球を叩いて出塁するとそのまま四球等で4失点。
ただ失点の内容は鹿児島城西打線に痛打された訳ではなく 自滅による失点。後半は持ち直します。直球がシュート気味に曲がるので これを持ち球にして配球の組み立てをすれば 面白いのではないのかなと個人的に思いました。組み立てがオーソドックスすぎたような。夏に期待です。

そして加治木高校の後半は右腕 東明信投手(3年 加治木中出身)が登板

左足の上げ方に特徴がありますが これは体の開きを左足でタイミングをとっているからでしょうか。なんと球速は最速で141キロ。場内が軽くどよめきます。

鹿児島城西は追加点を入れた翌回から好投していた板敷投手をセンターに戻して 今秋からの主力になるであろう藤本明希君(2年 福岡 和白中)を登板

球速も135キロを計測 横滑りのスライダーもよく曲がり 0点に抑えます。糸島ボーイズ関係者各位 八方投手に続き 藤本君も順調に育っております。来年もぜひお願い致します。

そして8回 注目の注目の今大会 城西唯一1年生登録 池野航太投手(1年 和泊中出身)が登板します。

この池野君 前試合の神村学園戦で試合前のキャッチボールを見ていて「あ この一年生 ピッチャーなのね」と気づいていましたが まさかここで登板とは。
体格は1年生とは思えないほど下半身ががっちりしており 体重もあります。
そして球速は最速で137キロを計測。スリークォーター気味から 体重の乗った重いボールを投げ込みます。帽子をちょこちょこ取って捕手からの返球を受ける所が初々しいです。おそらく夏大会の序盤戦でどんどん使ってくるでしょう。

そして 最終回 話題の鹿児島城西 スピードスター江口倭斗投手(3年 長島中出身)が登板

この日 最速で145キロを計測。場内が おおお とどよめきます。
春大会の選手名簿で174㎝ 66㎏とありますが どこにそんなパワーが。
神村学園の泰投手を鴨池球場で見れるのは 夏大会までお預けとなったので 現時点で鹿児島県内の高校生球速ナンバーワンではないでしょうか。
そして一人ランナーを出すものの 得点は許さず試合終了

鹿児島城西が5対0で勝ちましたが 初回の相手自滅があったからこその大差であって 打線爆発というほどではないです。ただ一回戦と比べて フライボールアウトの数は増えたので らしいっちゃ らしいです。まさか佐々木監督もここまで不安だった投手陣に救われる勝ち方を続けるとは想像してなかったでしょう。
次戦 鹿児島城西は玉龍と対戦。前記事で書きましたが 玉龍の2年生エース山下蕉輝投手の丁寧にコーナーを突く直球を城西打線がどう打ち崩せるのか 注目です!!