2019年 鹿児島県高校野球秋季大会 準々決勝のもう一戦は
毎年コンスタントに上位進出する鹿屋中央と
最近野球に力を入れだしたと聞く 超進学校 池田高校との対戦です。
まずはスターティングメンバーです。
そしてこの試合の注目はこの大会ここまで無失点試合を続けている好投手 池田高校2年 三嶽空投手（星ヶ峯中出身 172㎝）です。
初めて見たのですが フォームがこう 何というか ボールを切ってスピンをかけるというより ボールを押すイメージの投球フォームです。経験上 こういうフォームの球筋はボールが重いけど切れはなく ドスンと来るイメージなのですが
鹿屋中央打線 かなりの選手が振り遅れと内野フライで凡打の嵐。傍から見るのと実際にバッターボックスで見るのとはかなり違う投手なのだなと。こりゃ 攻略がしづらい投手です。
試合は鹿屋中央が押しつつも 6回まで均衡状態が続きます。
鹿屋中央の先発1年生投手 折尾凛投手（171㎝ 青戸中出身）も1年生ながらストレートとカーブのコンビネーションで池田打線を抑え込んでいるのは天晴です。
が 7回に池田が少ないチャンスに適時打が出て 2点先制します。
こりゃ この三嶽投手の今日の調子だと池田の勝ちかなと思った 8回の表 鹿屋中央の攻撃時に 突然 三嶽投手が3連続四球の乱調で満塁になったところで、さすがは勝負強い鹿屋中央！ ここぞとばかりにタイムリー連発で一挙4点で逆転。
そのまま鹿屋中央が勝利を収めました。
三嶽空投手の突然の乱調は残念でしたが 急にストライクが入らない時ってあるといいます。勝ちを意識しただの どうこう言う人がいるかもしれませんが こればっかりは 投げてる本人でも急に思い通りにいかない時ってよくあると思います。こればっかりは投手じゃないと その気持ちは分からないでしょう。
冬さらにレベルアップして 春の大会はシード確定なので これからの池田に期待しましょう。
毎年コンスタントに上位進出するチームを作る鹿屋中央の山本伸也監督 リクルートは大隅地方中心なのに 大したものです。
鹿屋中央も九州大会出場まで あと1勝。
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