2019年(令和元年) 全国高校サッカー選手権鹿児島県大会も早くも決勝となりました。もちろん白波スタジアム(県立鴨池陸上競技場)へ神村学園VS出水中央を観戦へ
両チーム入念にアップ中です
当日は桜島は煙がモクモク いい感じです
出水中央先発メンバー
神村学園先発メンバー
選手入場です。
両チーム先発メンバー
試合は前半神村学園がペースを握りますが なかなか得点できず。すると前半32分に神村学園GKからのロングボール(ラグビー風に言うとハイパント?)がバウンドして出水中央GKとDFとの競り合いを神村学園14濱屋が競り勝ってヘッドで先制!!!
神村学園先制 湧き上がるスタンド
出水中央は準決勝と同じ作戦で前線に14FW松山正利がはって見方からのロングボールを収めますが その後が機能せず。
神村学園の攻撃も出水中央の中盤のプレス結構効いていて やりにくかったのではないかなと思います。
そして前半終了 神村学園リードで折り返しへ
神村学園の後半開始時フォーメーション 4-1-4-1
後半指示があったのか 神村学園はアンカー4大迫魁人が出水中央14松山のパスコースを塞ぐライン上にポジショニングし徹底マーク。今日の大迫君カメラです↓
画面中央に常にいるのが大迫君ですが 動画最後のシーンできれいに14松山君のパスコースを消してるシーンがあります。味方の押せ押せの時間帯もじっと我慢してカウンターの芽を潰すポジションを取って常に冷静。得点を取ったりと派手さは無いですが(案の定 今日の南日本新聞の記事には彼のコメントは無かった)、サッカー玄人を自称するおっさん達は君の働きは理解してるから 全国でも頑張りましょう!
しかし後半 出水中央も前半 神村学園が決めたのと同じようなハイパント?からロングボール1発でチャンスを作り最後は後半から選手交代で出場した7木村龍之介がゴールを決めて 1対1 試合は振り出しに戻ります。
そして勝負を決めたのは飛び道具(個人技)でした!
後半神村学園 14濱屋が出水中央ペナルティエリア内でドリブルで切り込むと出水中央DFがたまらず足を引っかけPKGET
そのまま濱屋はPKを決めて神村学園が逆転します。
後半 2対1 ここから残り10分 出水中央怒涛の反撃タイム
試合終了の瞬間
両チームナイスプレイでした
出水中央 強かった!
出水中央のこの世代は新人戦・県総大・選手権とすべて決勝まで行ってるそうで最強世代でしたね。大会前 別の話題で騒がしましたが本大会 最高のプレーを見せてくれました。ただもし私が出水中央のコーチだったら 14松山君が敵アンカーにパスコースを消されたのであれば 敵アンカーの両サイドに選手を配置させてアンカーの機能不全を狙います。一人で二人は見れないので。よく日本代表でも長谷部のアンカーにそれをされて もう一人のボランチがポジションを下げざるをえなくなり攻撃を機能不全にさせられてました。そうすると結果論ですが今回2得点の攻撃側ボランチ14濱屋君が戻ってこないといけなくなるので 得点が生まれてたのかなと思います。結果論ですし サッカー素人の戯言です。
優勝した神村学園は本当におめでとうですが 県民の期待は正月の選手権でどれだけ活躍してくれるかです。今回の失点となったロングボールの処理についてはGKコーチも交えて、再度約束事を決めて徹底しないと全国でも狙われますよ。期待してまっせ!!!
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